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おばちゃん
2012-10-29
fmラジオに出演した後、1人でのんびりお茶を飲み
図書館にリクエストしていた本を取りに行きました

午前中でまだ人はそれほど多くなく、空いていた椅子に腰かけて
パラパラと雑誌をめくっていたら
ケープを肩に羽織ったよちよち歩きの子が近づいてきました。
下向きでニコッと笑いかけると
私に釘付けになったようでじーっと固まって・・
後ろから追いかけてきたお姉ちゃんが「ほらっ行くよ」
とかがんでその子を追い立てるように連れて行きました。
お姉ちゃんはやっぱりしっかりしてるのね、
下の子はなんだかんだ自由奔放に育つのかな、なんて
自分の子育てを振り返り後ろ姿を眺めていたら、
2人のお父さんと思しき若い男性がやってきたので
そのお姉ちゃんすかさず
「今ね、おばちゃんのところに行っちゃったから、『ダメよ、ごめんなさいよ』って
言ってあげたの、○○ちゃんね、あの、おばちゃんのところに行ったからね、あのおばちゃんの」
と、図書館なのに大声で、何度も、何度も、あのおばちゃんを繰り返していました。
確かに、間違いなく、疑う余地もなく、まさに
『おばちゃん』だけどね、
さっきまでのお姉さん風の微笑みと優しい気持ちが、
あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛・・・という気分に変わっていったのは言うまでもありません。
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