これで相当、実力が付く
2011-05-18
火曜日 高1クラス去年まで受験で必死に、でも明るく元気にガンバリました。
4月は様子見で、又5月から集まろうということになり・・
先週から再スタート
みんなが間に合う20時から1時間英語、その後1時間が数学。
ところが、いつも早めに来る K行君や Y太君も ギリギリまで来ない
し~~~んとした教室で一瞬「みんな忘れてる?!」「登校拒否??」と
心配したら、すぐにバタバタ集まりました。
相当疲れてる。。。部活に加え、毎日ものすごい量の勉強をしてるらしく。。。
「予習をしないと付いて行けない」
「毎日、復習と予習でずっと5時間しか寝てない」
そんなんじゃ体を壊すから、とりあえず寝な、とアドバイスしました。
高校ってもっと楽しいはずじゃ?
公立高校なのに、入学してからすぐの、この詰め込み授業
「こんなことも分からないのか?!」と言われれるとへこむ泣きそうになる、
とこぼします
私がいつも心においている事。
恩師のN先生に言われた事です。
「子供は、こちらが教えてないことは分かりませんよ。」
当たり前の様だけど、教師って
「なんでこんな事も分からないんだろう?」
「うちの生徒は出来が悪くて・・」とよくこぼす、でもそれはあなたのせいです、と。
この場合、対象は小学生だったけど、
中3まで真面目に一生懸命やって来た彼らが、高校へ入って慣れない環境の中
必死に付いて行こうと頑張ってるのに、
罵声をあびせ、脅しで権力をふるうなんて、もってのほか。
そう言う大人の態度は本当に嫌になります。
人生の先輩として、もっとカッコイイ背中を見せないとね。
で。
気の合う仲間と話が止まらなくなりそうなのをどうにか治めて、多読
「これ面白い、眠くならない~(笑)」
「分かる!どんどん読める!あと2冊残ったのも読みたかった!」
いつも眠いK君も、リスニングが苦手なH君もグングン飛ばしました。
全部の品詞 -副詞や形容詞など- を答えなければならない授業の予習に1時間使うなら
ナチュラルでスリルある物語をどんどん読むほうが、絶対力になる
楽しいし大学受験でも大丈夫、と近頃、本当に思います。
この日45分間に読んだ量は、約5千語。
中学3年分の教科書よりも、多い量です。(←しつこい? 笑)